2020年9月:FTSE100からの不労所得

2020年9月のFTSE100結果

リターン(配当から金利相当額を引いた残り)は1944円でした。
詳細は以下の通り(色が付いている行):

2020年7/31以降は枚数3になっています。
配当はとくに多いわけではないのですが、金利相当額が低いレベルのため、昨年と同レベルのリターンになっています。

なお、残高が減っている(含み損が増えた)にもかかわらず、証拠金維持率が773%に上がっているのは、必要証拠金が下がったからです。

ようやくコロナ・ショック前の水準(26000円)に戻ってくれました。
ここ半年は下げ止まって安定していますからね。

1枚当たりの配当と金利相当額の状況は以下のとおり:

金利相当額が1日あたり1円という日もあります。
配当相当額のレベルも低いものの、おかげでリターンがある程度確保できました。

投資開始以来の毎月のリターンをグラフに示します。

マイナス方向にグラフが突き抜けているのは、「金利相当額>配当相当額」となっていることによります。

2019年7月までは1枚、2019年8月以降は2枚、2020年8月以降は3枚のリターンが反映されています。
米国企業に比べて、欧州の企業の配当は回復基調にあるのか、心持ち配当額のレベルが上昇に転じているような気もします。

続いて、累計リターンのグラフを重ねてみましょう。

累計リターンは7万円を突破していますので、今年中に8万円に届くかというところ。
金利負担分が大きくなければ達成可能かもしれません。

FTSE100のチャート

△が取引をしている岡三オンラインの過去1年分のチャートを引用します。

回復途上にあったものの、現在は6000前後をうろうろする水準です。
割高とまではいえませんが、金融緩和で下げ止まっている感がありますね。

米国のインデックス(SPX, NDX)がコロナ・ショック前の水準を易々と回復したのに比べ、低迷期が長引いています。
といっても半年程度ですので、長期的に見れば気にするほどの値動きではないのかもしれませんね。

今後の予想

FTSE100の値上がりは足踏み状態。
感染症に関しての状況は数ヶ月で好転することはあり得ないので、相場に影響を与えることはおそらく無いでしょう。

ただ、新たな懸念としては「自由主義陣営 vs 中国」の構図の固定化でしょうか?
こちらは対中制裁の影響がリスク要因となるでしょうから、一定の下落はあるでしょう。

とはいえ、金融緩和のおかげで下げ止まっている感があり、底値は意外と高いレベルにあるのかもしれません。
一般社会は不景気でも、リーマン・ショック時とは株式市場の状況が全く異なりますね。

今後行うこと

追加購入のタイミングは、再暴落か6000程度までの下落と考えていたので、7月末に5950まで下がった時点で追加購入。

証拠金は3月に暴落対策として追加済で現在90万円。
1枚あたり30万円はやや余裕を欠いているものの、価格低迷で安定している現状ならまあ許容範囲かなという判断。

次の追加購入は4500~5000程度でしょう。
配当が減少している今、若干の値下がりでは食指が動かないのが本音です。